なにもしない おもてなし
東京ローカルレストランプロジェクト、特集コラムepisode3「なにもしない おもてなし」がアップされております。どうぞご一読ください。
今回は茨城県常陸太田市里美地区を訪れました。
率直に言って、どこにでもある田舎で捕らえ所が無く難しいフィールドです。
目を見張る風景がある訳でもなく、名を轟かす特産品がある訳でもなく、頑に守り受け継いできた伝統行事がある訳でもありません。
地元の方にお叱りを受けるかもしれないですが、私が観光客ならそのように思います。
しかし、私は観光客ではなく取材者です。
しんどいことも優しさも、見聞きして、食べて、感じて撮る者。
日本の中山間地域の現状と未来には悲観的な声も多く、これまで数年来の地方取材の中でその現実を目の当たりにしてきました。
一方で小さな希望の灯はどの地域にもあるものです。
そのカンテラを点す者がいます。
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良き風土には、必ず風の側の人と、土の側の人の活躍があるという。
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コラム文中の言葉です。
日本という国のそこらにある何気ない農村の暮らしを見つめる目の数が増えてくれると嬉しく思います。
※蛇足になりますが、写真の構成は日本語ページと英語ページでかなり異なります。
日米二人のライターが独自の観点で文章を綴っているためです。
両方にお目通しいただけますと幸いです。
宮崎 純一
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